戸籍謄本の英訳はどこに依頼すればいい?翻訳証明書と依頼先の選び方
国際結婚、海外移住、ビザ申請、USCISへの申請などで、戸籍謄本の英訳が必要になることがあります。
しかし、いざ準備を始めると、
- 市役所で英語版を発行してもらえるのか
- 翻訳会社と個人翻訳者のどちらに頼めばよいのか
- 自分で翻訳してもよいのか
- 翻訳証明書は必要なのか
と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、戸籍謄本の英訳を依頼できる場所と、依頼先を選ぶ際のポイントを分かりやすく解説します。
戸籍謄本の英訳は市役所で発行してもらえる?
一般的に、日本の市区町村が発行する戸籍謄本は日本語で作成されます。
海外の行政機関や移民当局へ提出する場合は、取得した日本語の戸籍謄本に英訳を添えて提出することになります。
提出先によって必要な書類や翻訳形式が異なるため、まずは提出先の案内を確認することが大切です。
戸籍謄本の英訳を依頼できる場所
戸籍謄本の英訳は、主に次のようなところへ依頼できます。
翻訳会社
翻訳会社は、複数の翻訳者を抱え、さまざまな言語や書類に対応しています。
社内で校正や品質確認を行う会社もあり、企業としての安心感を重視する方には向いています。一方で、担当者と翻訳者が別になっていることがあり、個別の相談や細かな要望が伝わるまでに時間がかかる場合もあります。
個人の翻訳者・翻訳事務所
個人翻訳者や小規模な翻訳事務所へ直接依頼する方法もあります。
見積もりから翻訳、納品まで同じ担当者が対応することが多く、提出先や氏名表記、レイアウトなどについて細かく相談しやすいのが特徴です。
ただし、戸籍や公的書類の翻訳経験、翻訳証明書への対応、個人情報の管理方法などを事前に確認する必要があります。
自分や知人による翻訳
提出先の規定によっては、申請者本人や知人が翻訳できる場合もあります。
ただし、戸籍謄本には身分事項、出生、婚姻、離婚、養子縁組、国籍などの行政用語が含まれています。内容の省略や誤訳があると、追加資料を求められたり、手続きが遅れたりする可能性があります。
重要な申請に使用する場合は、公的書類の翻訳経験がある翻訳者へ依頼する方が安心です。
USCISへ提出する場合、翻訳証明書は必要?
USCISへ外国語の書類を提出する場合、原則として完全な英訳を添付する必要があります。
また、翻訳者は、
- 翻訳が完全かつ正確であること
- 元の言語から英語へ翻訳する能力があること
を証明する必要があります。
ここでいう「certified translation」は、必ずしも特定の国家資格や民間資格を持つ翻訳者だけが作成できる、という意味ではありません。翻訳者が必要事項を記載した証明文に署名することが重要です。
なお、申請するフォームや手続きによって個別の要件が定められている場合があります。提出前には、該当するフォームの最新版とUSCISの案内をご確認ください。
戸籍謄本の英訳は全文必要?
USCISなどへ提出する場合は、必要そうな部分だけを抜き出すのではなく、原則として書類全体を翻訳します。
戸籍謄本には、氏名や生年月日だけでなく、次のような情報が含まれることがあります。
- 本籍
- 戸籍の筆頭者
- 父母の氏名
- 出生事項
- 婚姻事項
- 離婚事項
- 国籍に関する事項
- 養子縁組に関する事項
- 発行者や発行日
- 証明文や注記
一見すると申請に関係がなさそうな記載でも、翻訳者の判断で省略しないことが大切です。
依頼先を選ぶ5つのポイント
1.戸籍謄本の翻訳実績があるか
戸籍用語は日常英語とは異なります。
単に英語ができるだけでなく、日本の戸籍制度や公的証明書の構成を理解している翻訳者を選びましょう。
2.提出先を確認してくれるか
「英訳してください」だけで作業を始めるのではなく、USCIS、米国大使館、海外の行政機関など、提出先と使用目的を確認してくれる依頼先が安心です。
3.翻訳証明書を発行できるか
翻訳証明書には、一般的に次のような内容を記載します。
- 翻訳が完全かつ正確である旨
- 翻訳者が日本語から英語へ翻訳する能力を有する旨
- 翻訳者の氏名
- 署名
- 日付
- 連絡先
提出先が求める形式に対応できるか、見積もり前に確認しましょう。
4.氏名の英字表記を確認してくれるか
日本人の氏名は、同じ漢字でも複数のローマ字表記が考えられます。
戸籍謄本の英訳では、申請者や家族の氏名をパスポートなどの公的書類と統一することが重要です。
依頼時には、パスポート上の英字表記を翻訳者へ伝えてください。
5.料金と納期が作業前に示されるか
戸籍謄本は、ページ数だけでなく、記載されている人数や身分事項の量によって作業量が変わります。
作業開始前に、
- 翻訳料金
- 翻訳証明書の料金
- 納期
- 納品形式
- 修正対応の範囲
を確認しておきましょう。
戸籍謄本の英訳を依頼するときに必要なもの
見積もりを依頼する際は、次の情報を準備するとスムーズです。
- 戸籍謄本の全ページ
- 提出先
- 使用目的
- 希望納期
- 希望する納品形式
- 本人と家族のパスポート表記
個人情報を含むため、書類の送付方法とデータの取り扱いについても確認しましょう。
戸籍謄本の英訳にかかる料金と納期
料金は、ページ数、文字量、身分事項の数、レイアウト、翻訳証明書の有無などによって異なります。
Chariot Global Officeでは、英文翻訳をA4・1ページ4,400円(税込)から承っています。実際の料金と納期は、書類の内容を確認したうえで、作業開始前にご案内します。
複数人分の記載や、出生・婚姻・国籍などの事項が多い戸籍は、通常の1ページ文書より作業量が多くなる場合があります。
Chariot Global Officeの戸籍謄本翻訳
Chariot Global Officeでは、戸籍謄本をはじめ、出生・婚姻関係書類や住民票などの英訳に対応しています。
提出先と使用目的を確認し、氏名、日付、身分事項、注記などを原文と照合しやすい形式で翻訳します。
ご希望に応じて、翻訳が原文に忠実かつ正確であることを証明する翻訳証明書も発行可能です。
戸籍謄本の英訳が必要な方は、書類の全ページ、提出先、希望納期を添えてお問い合わせください。
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まとめ
戸籍謄本の英訳は、翻訳会社、個人翻訳者、翻訳事務所などへ依頼できます。
依頼先を選ぶ際は、価格だけでなく、
- 戸籍謄本の翻訳実績
- 提出先への理解
- 翻訳証明書への対応
- 氏名表記の確認
- 個人情報の管理
も確認することが大切です。
特にUSCISなど重要な手続きに使用する場合は、戸籍用語と公的書類の翻訳に慣れた翻訳者へ依頼することで、書類の不備や修正のリスクを減らせます。
戸籍謄本をはじめ、出生・婚姻関係書類、住民票、診断書などの英訳にも対応しています。料金、納期、ご依頼の流れについては、以下のページをご確認ください。